// ２辺の長さから斜辺の長さを求めるプログラム
import java.io.*; // おまじない
class Pytha2
{
public static void main(String[] args) throws IOException
{
String str;
double x, y;
BufferedReader br = new BufferedReader(new InputStreamReader(System.in));
System.out.println("１辺の長さを入力して下さい。");
str = br.readLine();
x = Double.parseDouble(str);
System.out.println("もう１辺の長さを入力して下さい。");
str = br.readLine();
y = Double.parseDouble(str);
// 入力された２辺 x, y から斜辺の長さ z を求める
double z = pytha(x,y);
System.out.println("斜辺の長さは " + z + " です。");
System.out.printf("斜辺の長さは %.1f です。", z );
}
// 斜辺の長さを求めるメソッド（実は Math.hypot() を使えば一発）
// Pythagorasの定理：Pythagorean theorem、斜辺：hypotenuse
static double pytha( double x, double y )
{
return( Math.sqrt( x*x + y*y ) );
}
}
// end of Pytha2.java
|
|
|
| ||
- 一連の処理（特に何度も繰り返し実行されるもの）をメソッドとして定義しておく
- メソッドを呼び出すと、メソッドに移って処理が行なわれ、メソッド内の処理が終わると、呼び出し元に戻ってきて続きを処理する
- 呼び出し元から、引数を使って、メソッドに情報（値）を渡すことができ、引数が複数ある場合には , で区切る
- 定義内で値を受け取る変数を仮引数（parameter）、呼び出し時に渡す値を実引数（argument）と呼ぶ
- 仮引数はメソッドブロックのローカル変数であり、呼び出し元からの値で初期化される
- 従って、実引数と仮引数の変数名は同じ名前だとしても実体は異なる！
- メソッドは戻り値（return value）によって呼び出し元に情報（値）を返すことができる
- 呼び出し元では、その値を関数値のように使って、続きの式の計算などを行なう
- staticメソッド（mainも含まれる）から参照する同じオブジェクトのメンバーはstaticでなければならない
- 「閏年の判定プログラム（その２）」
西暦年が閏年がどうかを判定するメソッド（static boolean isLeap(int y);）を作成し、 入力した西暦年が閏年か平年かに応じて、「xxxx年は閏年です。」あるいは「xxxx年は平年です。」と画面に表示する（LeapM1.java）
- 「素数の判定プログラム（その３）」
２以上の自然数に対して素数かどうかを判定するメソッド（static boolean isPrime(int i);）を作成し、 入力した自然数が素数か合成数に応じて、「1は素数でも合成数でもありません。」、「xxは素数です。」、「xxは合成数です。」、と画面に表示する（PrimeM1.java）
- 「ヘロンの公式で三角形の面積を求めるプログラム」
３辺の長さから三角形の面積を求めるヘロンの公式を用いて、 三角形の面積を計算するメソッド（static double heron(double a, double b, double c);）を定義し、 キーボードから三角形の３辺を入力して面積を計算して表示する（Heron1.java）
（三角形が成立しないような辺の組が実引数として与えられた場合、 heron()は面積として負の値（-1.0）を返すようにせよ。）
中級：小数点以下の表示桁数を調整するには System.out.printf() を使えば良い例： ３辺の長さを入力して下さい：
2.0
2.0
2.0
三角形の面積は1.7320508075688772です。３辺の長さを入力して下さい：
1
1
3
三角形が成立しませんでした。
中級：上の様に、スペースで区切って、数値を入力するには Scannerクラス を使えば良い例２： ３辺の長さを入力して下さい：2.0 2.0 2.0
三角形の面積は1.73です。 - 「土地の面積を求めるプログラム」
三角形が成立しない辺の組が入力されるまで繰り返し計算し、 計算した三角形の面積を累積していって最後に累積結果を表示する（Area1.java）
- 「階乗を求めるプログラム」
階乗を計算するメソッドを作成し、キー入力された整数の階乗を計算して表示する- 階乗の定義「０！＝１、ｎ！＝ｎ×（ｎ−１）×...×３×２×１（またはｎ！＝１×２×３×...×（ｎ−１）×ｎ）（ｎ≧１）」に従って、ループで計算する（Fact1.java）
- 階乗の帰納的定義「０！＝１、ｎ！＝ｎ×（ｎ−１）！（ｎ≧１）」に従って、再帰呼び出し（recursive call）で計算する
// 階乗を求めるプログラム import java.io.*; // おまじない class Factr1 { public static void main(String[] args) throws IOException { String str; long n; BufferedReader br = new BufferedReader(new InputStreamReader(System.in)); System.out.println("整数を入力して下さい。"); str = br.readLine(); n = Long.parseLong(str); System.out.println(n + "の階乗は" + fact(n) + "です。"); } // 階乗を計算する関数 static long fact(long n) { if( n == 0 ) return( 1 ); else return( n * fact(n-1) ); // 再帰呼び出しされている！ } } // end of Factr1.java