14.例外と入出力処理

 実行時のエラーを適切に処理するためのしくみを例外(exception)と呼ぶ。 「例外が起きた」ということを「例外が送出された(thrown)」と言うこともある。

  1. 例外処理(exception handling)
    try
    {
    	例外の発生を調べる文(例外が発生する可能性がある文);
    }
    catch(例外のクラス 変数名)
    {
    	例外が起きた時に処理する文;
    }
    
    1. tryブロック中で例外が起きると、そこで処理を中断する
    2. 例外がcatchブロックの( )内の例外の種類と一致していれば、
      そのcatchブロック内の処理を行なう
      catchブロックで例外を受け取る(catch)と呼ぶ)
    3. catchブロックは複数並べることができる
    4. catchブロックが終わったら、 trycatchブロックの後から処理が続けられる
  2. 例外とクラス
  3. 例外の送出
  4. 入出力の基本

      キーボードからの入力、画面への出力に加えて、ファイルから読み込む入力、ファイルへ書き出す出力などの入出力を統一的に扱う為の概念をストリーム(stream)と言う。 標準出力(画面)、標準入力(キーボード)を表すオブジェクトはそれぞれ、System.outSystem.inである。