「文科系のためのＣ」正誤表

　 2006年度の大阪経済大学のＣプログラミング基礎/応用、プログラミングI/IIで使用しているテキスト 『大駒誠一著「文科系のためのＣ」サイエンス社（ISBN4-7819-0886-1）』の正誤表です。 授業の進行に沿って充実公開していきますので、既知の正誤の全てではありません。 また、授業担当者（出口）の私見も含まれています。

1. まえがき（i ページ）第２段落５行目右

   誤：	あきたらならくなった
   正：	あきたらなくなった



2. 第１章（３ページ）例題1.1 の下の段落２行目

   誤：	表示すること要求...
   正：	表示することを要求...



3. 第１章（３ページ〜）プログラム1.1〜

   誤：	void main(void) { printf... }		void main()は関数mainの戻り値が無いことになる main(void)は関数mainの引数が無いことになる （このテキストの { } の位置は個人的に嫌いだ！）
   正：	int main(int argc, char *argv[]) { printf... }		関数mainは実行環境に対して状態情報（int）を返す コマンドライン引数として実行環境からプログラム（関数main）にパラメータを渡すことができる
   OK：	main() { printf... }		関数の（戻り値）の型を省略した場合はintと見なされる 空の引数リスト（function()）は引数について何も仮定しないことを表し、パラメータのチェックがされなくなる



4. 第１章（６ページ）例題1.2

   誤：	「お誕生日おめでとう」
   正：	「誕生日おめでとう」



5. 第１章（９ページ）図1.3

   誤：	scanf("%S",name);
   正：	scanf("%s",name);
   誤：	printf("誕生日おめでとう, %Sさん\n",name);
   正：	printf("誕生日おめでとう, %sさん\n",name);



6. 第１章（１１ページ）1.2 空白と改行

   追加：	空白文字（スペース）と改行文字以外にタブも空白（ブランク）に含まれる。 ブロック内のインデントにはスペースではなくてタブを用いた方が良い。

   
   
   • 第２章（１４ページ）脚注

   誤：	euroは欧州共同体(EU)
   正：	euroは欧州連合(EU)



7. 第２章（２０ページ）プログラム 2.2... の９行目と１２行目（文法的には誤りではありませんが...）

   誤：	nen = 0;
   正：	nen = 0.0;
   誤：	nen = nen + 1;
   正：	nen = nen + 1.0;



8. 第２章（２６ページ）2.8 式による の２行目

   誤：	...なければ読まなくでも，
   正：	...なければ読まなくても，



9. 第２章（２８ページ）2.4 式 の２行目

   誤：	文法ノート 5.3 参照
   正：	文法ノート 5.6 参照



10. 第２章（２８ページ）2.5 文 の１行目

    誤：	...を指示すもので，
    正：	...を示すもので，



11. 第２章（２９、３０ページ）2.7 while文 中の３箇所

    誤：	n++;
    正：	i++;



12. 第２章（３０、３１ページ）図2.3、図2.4
    

    誤：	（式の入ったひし形に左側から矢印が入っている）
    正：	（式の入ったひし形に上から入っている矢印に合流させる）



13. 第３章（３３ページ）例題3.1

    誤：	鶴は何羽，亀が何匹と計算し...
    正：	鶴は何羽，亀は何匹と計算し...



14. 第３章（３６ページ）１０行目

    誤：	%d ところに...
    正：	%d のところに...



15. 第３章（４２ページ）８行目

    誤：	...条件が共に成立することを要求する演算子で，
    正：	...条件が共に成立するときのみ成立する（１となる）演算子で，



16. 第３章（４３ページ）実行結果3.4 中の２箇所

    誤：	頭と足の組合わせ...
    正：	頭と足の組合せ...



17. 第３章（４６ページ）１０行目

    誤：	単独に１引算する...
    正：	単独に１を引算する...



18. 第４章（５２ページ）下から４行目

    誤：	seikei1.c
    正：	seiseki1.c



19. 第４章（６０ページ）4.9 オープンとクローズ の３行目〜

    　 ファイル名が "a:seiseki.dat" 等となっているが、 A:ドライブ（FDドライブ？）のファイルを扱っている。



20. 第４章（６１ページ）下から４行目

    誤：	出力は１２行目
    正：	出力は１６行目



21. 第４章（６３ページ）５行目

    誤：	seseki3.c
    正：	seiseki3.c



22. 第４章（６４ページ）１行目

    誤：	FILE *fin, *out;
    正：	FILE *fin, *fout;



23. 第４章（６５ページ）4.1 ファイル の４行目

    誤：	クロース
    正：	クローズ



24. 第４章（６５ページ）4.3 オープン関数 の２行目

    誤：	fopen(ファイルポインタ, モード)
    正：	fopen(ファイル名, モード)




25. 第５章（８２ページ）5.12 表引き関数... の４行目

    誤：	...の大文字だとこの関数の値が１になり，大文字以外
    正：	...の小文字だとこの関数の値が１になり，小文字以外



26. 第５章（８８ページ）5.7 main()関数

    　 「main()関数がどこからも呼ばれることがない」のであれば、その引数って何処の誰が設定するんだ！？って突っ込みたくなる！ そもそもプログラムが実行されない！！

    誤：	void main(void)に関する記述
    正：	正確には、int main(int argc, char *argv[]) 関数mainは実行環境に対して状態情報（int）を返すことができる 　戻り値 0 は正常終了、0 以外は異常終了 コマンドライン引数として実行環境からプログラム（関数main）にパラメータを渡すことができる パラメータを渡さない（渡されたパラメータを使わない）のであれば main() でも良い

    
    
    • 第８章（１４８ページ）１０、１４、２３行目、（１４９ページ）１行目

    誤：	*numb
    正：	*num